トレマス|トレカをAI画像査定で瞬時に識別

トレマスとは

AI画像査定システム トレマスの製品ロゴ

トレーディングカードをAIでかんたん画像査定

このAI画像査定システムは、トレーディングカードをWebカメラで撮影し、撮影画像から商品名やレアリティを迅速に検索するシステムです。査定業務の時間短縮と精度向上を実現し、トレカショップの買取業務を大幅に効率化します。

トレカショップでトレマスで買取査定を行う様子

動画で識別スピードをチェック!

3つの強みで買取査定を高速・高精度化

1.高速・正確なAI画像査定

独自の学習データを活用したAI技術により、トレカの特徴を高精度に識別。Webカメラで撮影したカードをリアルタイム解析し、レアリティやカード名を瞬時に検索可能です。

  • 深層学習でベクトル変換を行い、瞬時に識別
  • 画像ノイズ除去技術で、照明条件の違いにも対応
トレマスでトレカをスキャンする手順を解説する画像

2.直感的なインターフェース

査定担当者の経験に依存せず、誰でも安定した査定業務を実施可能。スキャンから査定結果表示までのUXを最適化。

  • 画像処理AIが自動補正し、視認性を向上
  • カードの微細なダメージ検出機能も搭載予定
トレカ画像査定結果の画面

3.トレカ買取業務のDX化
AIによるリアルタイム査定

スピーディな査定が求められる多忙な店舗でも、 トレマスの導入により査定時間を大幅に短縮。

  • 過去の査定データを学習し、識別精度を向上
  • 査定履歴の一元管理で業務フローを改善
トレーディングカードゲームショップのレジカウンター

システム構成

①トレーディングカード撮影BOX

トレーディングカード撮影専用に設計されており、外部照明の影響を抑制し、場所を選ばず安定した対象画像撮影を実現しています。撮影画像ファイルは推論サーバ(AWS)へ送信されます。

②検索結果表示・査定用ソフトウェア(Windows用)

Windows上で動作し、撮影した画像や検索結果表示を行います。同じシリアル番号のカードでも複数デザインが存在する場合は、候補一覧を表示します。

③深層学習サーバ(AWS)

様々な撮影状態でも画像を特定できるよう1枚のデータから30種類の撮影パターンを生成し深層学習をさせています。これにより検出速度を維持しながら、検出精度を飛躍的に向上させています。

④推論サーバ(AWS)

膨大な種類のカード情報から撮影画像情報をもとに、特定のカード情報を抽出します。独自の学習データ構成と推論アルゴリズムにより約5万種類あるカードから特定画像検索にわずか2秒で推定しています。

トレマスに使われている技術

独自の教示データを活用したAI技術により、検索速度が非常に高いのが特徴です。

トレマスのAIはどのように学習し、推論するのか

この製品は、トレーディングカードのジャンルごとに専用の深層学習データベースを保有しています。大量のカード情報を瞬時に分析し、高精度な検索結果を提供することが可能です。

トレマスのAIが画像を処理するイメージ

画像処理フロー

AI画像査定システムトレマスの情報処理フロー
画像処理フロー
STEP
トレーディングカード情報の更新

画像(JPEG)、カード名、レア度などが記録されたデータベースが毎日更新される。

STEP
教示データの作成

マスター画像ファイルを元に、30種類の撮影状態を模擬した教示データを作成する。

STEP
トレーディングカードの特定

画像撮影が完了した時点で、画素数を判別可能な範囲まで縮小して推論サーバへインターネット経由で送ります。
推論サーバでは、学習データベースのデータを参照して、トレーディングカードを特定。

STEP
ユーザーへ詳細情報を表示

カードを特定後、マスターデータベースからファイル名、価格、レア度などの情報を参照してユーザーへカード詳細情報として表示します。(参考画像・図3)

AI画像査定システムトレマスのUI
図3)検索結果の表示画面
AIの力で実現する高精度な識別機能
  • AIによる自動識別で手作業を大幅削減
  • データベースの最適化でカード情報を即時検索
  • 1秒以内の識別スピードでスムーズな買取・査定業務を実現

非接触AI画像処理でカードを傷つけない

AI画像査定システム トレマスの筐体画像

スキャナーを使用する査定方法では、カードとスキャナーが接触する為、カードにダメージを与える可能性がありますが、トレマスはWebカメラを使用するため、カードを傷つけずに査定が可能です。

トレカ以外にも対応、他品種への展開と進化

この技術は、トレカ以外のアイテムにも応用が可能です。

プロマイド写真

プロマイドのイメージ画像

フィギュア

鉄道模型

鉄道模型を象徴するイメージ

AIの学習を続けることで、将来的にはさらに幅広いジャンルでの活用を目指しています。

他業種での応用例

  • 傷検査
    製品出荷時の傷検査に応用可能です。不合格となる傷情報の深層学習を行うことで、高速に傷を発見できます。
  • 内部配線検査
    正しい配線情報から複数パターンの教示データを使って学習させることによって、誤判定なくハーネス接続検査を行うことができます。

クラウドPOSシステムMOOVとの連携

「トレマス」は、クラウドPOSシステム「MOOV」と連携することで、店舗業務をさらにスムーズに管理できます。

リユース特化型クラウドPOSシステムMOOVのロゴと製品画像

MOOVと連携するメリット

  • 買取情報をリアルタイムで管理
  • 在庫管理や販売データと連携
  • 店舗業務のDX化を推進

MOOVとの連携により、トレカショップの業務フロー全体をデジタル化し、売上向上と業務効率化を両立できます。


このような方におすすめです!
  • 買取業務をスピードアップ、査定時間を大幅に短縮したい方
  • スタッフの経験に依存せず、安定した査定を実現したい方
  • トレカ以外の商材にも対応可能、自社に最適なAI査定システムを構築したい方

画像処理についての開発案件も承ります。お気軽にご相談ください。